SNSの今昔
私が学生のころなんて、まさか今のようにSNSが通信や、情報のやりとりに使われるようになるとは、思ってもみませんでした。
私が高校生のころ、ポケットベルが流行りだしました。わたしは持ったことがないのですが、持っていた友人達は、休み時間になると公衆電話に走り、誰かのポケベルへ伝言していました。わたしは特に、そういう流行りに乗ったことのない人間でしたし、機会もまるでダメでしたので、そんなに興味がありませんでした。むしろ、公衆電話に食いついているクラスメイト達を、不思議な目で見ていたものです。「なにがそんなにおもしろいんだろう・・・」
でも、いま考えてみると、まさにポケベルこそが、いまのSNSのさきがけのようなものだったのかもしれません。
SNSを利用する人々の多くが、「だれかと“つながっている”」という喜びのような、そんな感情を持つようです。
ポケベルも、直接会ったり、電話をしなくても自分の伝えたいことを伝えられる、そんな道具だったのです。特に、わたしの通っていた高校は、女子高で、男女交際にもけっこう厳しく、先生たちの目を盗んでこっそりメッセージを送る・・・そんなかわいい時代でした。
「ポケベルがならなくて」という歌が流行ったのも、この頃ですね。
時は流れ、そのうちポケベルを使う人はほとんどいなくなりました。携帯電話が登場したからです。
携帯電話は、わたしは周りの友人の中でも早い時期に使い始めました。友人達に、契約の仕方や、携帯電話の仕組み、メールの送り方など、説明したのを思い出します。それでも、初めて携帯電話を使い出したころは、メールアドレスなど持っておらず、同じ携帯電話の会社の電話を持っている友人と話したり、メールを送ったりする程度でした。メールもショートメールしか送れなかったので、長い文章になると、途中で切れてしまい、また続きを送り直したりしたものです。
そのうち、携帯電話もどんどん進歩し、携帯電話でなんでもできる時代がきました。インターネット、長文メール、写真もたくさん送れて・・・。
そうこうしているうちに、フェイスブックだのなんだの、世界中の人と交信できるような仕組みができてしまって、なんだかあれよあれよという間に、また波に乗り遅れてしまったおばさんです・・・。
それでも、始まりは、昔むかし、電話が発明されたことから始まって、見えない相手に声が聞かせられる、そんな偉大な発明があったからこそ、今のようなネットワーキングがあるのですよね。そう考えるとおもしろいです。
そのうち、また何年か、何十年かしたら、アダルトSNSっていうのもあったよね、そう言うようになる時代も来るのかもしれません。
出会い系サイトも同じで、出会い方も何十年後には変わっていて、もっと斬新な探し方が生まれることでしょう。